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2023年 日本を護るために

2024年5月1日gallery,ようこそ

2023年 9月29日 EV車の墓場

これはテレ朝のワイドショーからの記事らしい、写真ではまだ真新しい電気自動車がおびただしい数、原っぱに置き去りにされたままになっていた。なんでも中国の自動車レンタル会社が倒産してこうなったのだそうだが、前にも中国のレンタル自転車会社が倒産して自転車が山積みにされていた記憶がある。中国の法律はどうなっているのかわからないが、会社が倒産したのであれば管財人が、すぐさま資産の管理をするはずなのだが、資産であるはずの自動車が草原に放置されているというのはどういうことなのだろうか。もしこれが日本製のガソリン車であればどうだっただろう、そのまま放置されたままなのだろうかと考えてしまう。

もしこの状況を理解するとすれば、2つの答えが考えられる1つは中国では法律上債権者の権利が行使しづらいという場合。もう一つは、中古EV車にはなんら資産価値がないという場合だ。因みに現在も日本車の中古車市場が冷え切っている様子はない。日本でも以前の中古車市場では10年たてば中古車の価値は0というのが相場だった。ところが、現在の中古車市場では10年超えても10万キロ以上の走行距離があっても、それなりの価格で取引されている。なんでも海外において中古の日本車は、いよいよこれからが本番のような扱いになるらしい。

このように最近では日本の旧車が海外で、とんでもない値段で取引をされているようなので、最近私は自動車の価値は10年で0というのは、眉唾物だと思うようになっていた。しかもその車が活躍した時代は今から40年以上も前で、そんな中古自動車が宝石のような値段で取引されているのだ。ところが、今のニュースでは中国製電気自動車が、登録されて4年とたたないうちに誰にも顧みられない存在になり果てているというのだ。

確か自動車のEV化は地球環境に易しいというイメージで作られたはずなのだが、果たしてこの状況は地球にやさしいモータリゼーションの姿と言えるのだろうか。むしろ放置などされれば環境への深刻な被害が出ないだろうか。

因みに私の好きなディスカバリーチャンネルでは、朝から晩まで中古車再生の番組を放送し続けているが、海外ではそれほど自動車好きが多いのだろう。番組を見ていて言うのもなんだが、自動車に対して呆れるほどの愛情を感じるし、全く微笑ましくなるほどの情熱なのだ。そんな彼らの情熱は自動車をただの使い捨てマシーンとしてとらえることはありえないだろう。

というのもレシプロエンジンは膨張圧力を推進力に変えるというかなり過激な構造の機械だ。そんな機械をこれまで人間は大切に手なずけ育て上げてきたのだが、そんなレシプロエンジンにはいまだに人間を虜にする魅力があるのかもしれない。

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Posted by makotoazuma