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2023年 日本を護るために

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2023年 10月30日 幸せの国日本

皮肉のようにも聞こえるが、日本がそうであることを願っている国がある。昨晩TOLAND VLOGさんの「全ての日本人は見てください」という動画を視聴させてもらった。そしてこの動画は確かにすべての日本人に視て頂きたい動画だと思った。この動画はペンキ画アーテイストショーゲンさんをゲストに招き、彼がペンキ画アート学ぶために訪れたタンザニアにあるブンジュ村で、彼が村人から託されたある思いを語っていた。私もこのペンキ画については、過去にテレビで紹介されていたのを覚えている。とはいえその時の私の印象はプリミティブアートの一種のような受け止め方しかできなかった。

そんな私が昨晩この動画から得られたものは、まさに人生の核心だった。現代の日本人はいつの間にかお金以外での人との繋りを軽んじるようになってきてしまった。つまり人の心を繋ぎとめるためにはお金なしにはほとんど思考できなくなっているのだ。ところが彼の国では、今でも心と心のふれあいにより喜びを分ち合うことが、人と人が繋がることだと教えられている。しかもそのことは彼らの先祖にいたシャーマンが日本の縄文人と心で繋がることによって得られた知恵だとも言っていた。このブログの読者の方はお気づきになられたかもしれないが、私はこのブログで何度も喜びを感じることが人生の目的だと述べてきた。そんな思いが昨日なんとアフリカにある初めて聞く名の村での言い伝えとして私の耳に届いたのだ。

この話で注目してほしいのが、彼らが子供の教育に関して並々ならぬ関心を持っていることだ。彼らにはお金だけばら撒けば子供が増えるという残念な発想はない。

とはいえ私もこの件に関し、最近とても恥ずかしい思いをしていた。それは今年の函館国際民族芸術祭でのことだ、会場の入り口で黒人の女性がチケットとサポートパスの交換をしていた。その時私は、彼女と目を合わせずに交換を済ませ会場に入った。次の日の受付で今度は小さな女の子が、しっかりした日本語で一人一人に声をかけながら入場シールを張っていた。私はまたそそくさと礼を言ってその場を離れようとしたところ、後ろにいた昨日の彼女が、その子に向かってちゃんと目を見てお礼を言いなさいと叱っていた。その時私はしまったと思ったが、黙ってその場を立ち去った。翌日彼女には目を合わせて丁寧に言葉を返すようにしたが、教育とはこのようなことだと思った。

彼女が教えたかったのは人生を豊かにするためには、心を込めて人と繋がる必要があるということを言いたかったのだろう。動画ではそれを古代の日本人が、ブンジュ村の彼らに教えてくれたのだという。そして彼らは、現代の日本人にそのことを思い出してほしいと願っている、それが人類の希望になるのだそうだ。とはいえ彼らの望むところは現代の日本人からすれば想像できないほど難しくも思える、なぜならそれは現代人が持つ価値観のすべてをひっくり返すようなものだからだ。

そうは言ってもそれほど無茶をしろということではない、単純に無いことを悲しむのではなく、あることを喜ぶというだけのことなのだ。

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Posted by makotoazuma