G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

2023年 日本を護るために

2024年5月1日gallery,ようこそ

2023年 12月11日 国家主権と先住民族

この話題も穏やかな日本社会に波風を立てるもとになっている。北海道で言えばアイヌ問題がそれにあたるのだが、何故この話題が日本社会にそれほど波風を立てるのかといえば、左側の人は抑圧された先住民の人権を護るためだと言い、右寄りの人は国家主権を侵害するものだという認識に立つ。

というのもこの問題の背後には海外からの様々な圧力を感じるからだ。実際この問題で日本の世論は真っ二つに分かれる右か左かという具合だ。私もこの問題に限れば右の立場になる、というのも世界中で見受けられる先住民の迫害と北海道に定住するアイヌの生活環境は同列には語れないものだと思うからだ。何故かといえばネイティブアメリカンと呼ばれるようになったインデアンとエスキモー、アボリジニに対する歴史をアイヌに重ね合わせるのはあまりにも無理があると思うからだ。

確かに現在のアイヌの居住区は極めて限られているようだが、これを暴力や迫害の結果だとするのには無理がある。では何故アイヌがこのような状況に至ったのかといえば、極論になるかもしれないがこのことも日本が開港を促され、当時の世界基準であった帝国主義秩序の中で国家主権を求めた結果だろう。要するに海外と対等な立場にあるためには富国強兵に向かわない選択肢はなかったからで、江戸時代までの常識だった地方の自治を認める藩体制では、帝国主義のまかり通る時代にそぐわなかったということだろう。

その証拠に北海道は800年にもおよぶ幕府との交流があっても、先住民の生活に干渉することはなかった。むしろその文化を尊重するような態度で接していたことが歴史の資料が物語っている。また開国し明治政府が誕生した後も他国のように先住民をウサギのように扱ったことはない。それどころか明治32年には旧土人保護法という世界に先駆けた法律で日本は先住民を保護していたくらいだ。そのため私が子供の頃も五稜郭界隈ではアイヌが木彫をしながら土産物を販売する店が軒を連ねていたほどだ。このようなことからアイヌが居住区を狭めたのは華やかな消費文化に彼らが同化を進めた結果だろう。確かに私が小学校の頃クラスに毛色の違う子供がいるといじめの対象になっていたのは間違いがない。ところが低学年から学年が進むにしたがって、彼らの評価は変わっていった、付き合ってみると良い奴だという評価になり、成績が上がると一目置かれるようになっていたのだ。

とにかく私の周りでは、文化の違いは同化という解決によって平穏に過ぎていった。ところが2019年アイヌ新法が誕生した結果、新たな対立が生まれてしまった。これまで日本は単一民族であるため経済発展や治安が維持されてきたと豪語してきたことが、この法律でその基盤が揺らいだ、その隙に乗じて海外からこの状態を助長させるような動きが目立つようになってきた。右側保守という人はこのことに神経を尖らせている。しかもこのことは北海道だけに留まらず、沖縄も琉球民族という先住民なのではないかという考えだ、もしこのような考えが国連で承認されればどうなるのか、この先国連の捉え方次第では日本国の主権を超えた治外法権の地にもなりかねないのである。

この緊迫した国際情勢でこのような状態は国防上の脅威と捉えた方が良い、私が正面装備よりも法整備に目を向けるべきだと思うのはこのような理由による。先日イスラエル戦争で邦人救出に際しほとんど自衛隊の協力が得られなかった、それは自衛隊に装備がないわけでも隊員が拒否したわけでもない。自衛隊法100条に戦地での活動を禁じる条文があるからだ、つまり日本の法律が日本人の生命を窮地に追いやっている、これは立法の怠慢ではないのだろうか私にはパーティー券の使い道より遥かに緊急でリーダーシップが切望される事案だと思っている。

gallery,ようこそ

Posted by makotoazuma